For Students & Residents研修・入局情報について
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Applicants教授メッセージ
金沢大学放射線科の研修・入局情報のページを
ご覧くださりありがとうございます。
皆さんは多かれ少なかれ放射線科医、放射線診断医、放射線治療医に興味を持っていただき、このページに訪れたのだろうと思います。
多くは、北陸3県の大学で初期研修を行なっている研修医の方、あるいは、北陸出身で北陸以外の大学に進学し、初期研修後に北陸へ戻ろうかと考えている方でしょうか。もちろん、これまで北陸には全く縁もゆかりもないという先生もいらっしゃるかもしれません。どのような背景をお持ちであろうと、放射線科での研修や入局に関して何らかのご興味を持って頂いたことに心から感謝いたします。
放射線科の魅力とは何でしょうか、これは人により全く異なると思います。
レントゲンやC Tなどの画像を一目見るだけで患者さんの病気を診断し、その背景にある病態や生活習慣など非常に多くの情報をあたかも推理小説の名探偵のように次々と言い当てる放射線診断専門医の姿に憧れた、という人、また、手術不能と判断された進行癌の患者さんが放射線照射で腫瘍が縮小しほぼ完治した様子を見てその素晴らしさに感動した人もいるかもしれません。交通外傷や術後に生じた内臓出血をいとも容易にカテーテルを駆使して止血したI V R専門医の技に憧れたという人もいるでしょう。
金沢大学放射線科では、3年間の基本領域の放射線科研修で画像診断・I V R・放射線治療のすべての分野の研修を行い放射線科医としての基本を身につけたのちにサブスペシャリティ研修にて放射線診断専門医、あるいは放射線治療専門医、そして現在専門医機構にて整備中である放射線カテーテル治療専門医を取得していただき、その後はアカデミックキャリアを積み大学の教員となる、あるいは北陸3県の中核病院で放射線診断専門医や放射線治療専門医として地域医療に貢献していくという道がひらけています。
また、アカデミックキャリアを積んで大学の教員を目指すという人だけではなく、研究がどのようなものか味わってみたいとか、海外の学会で発表をしてみたいという人など、理由を問わず大学院入学希望者も歓迎しています。
北陸3県の人口はおよそ290万人程度、3県合わせても大都市の人口に満たない規模ですが、人口の点在に伴い200-300床程度の中規模病院が複数散在しており診断、治療とも放射線科常勤医が不足しています。また、近い将来、1980年代の国内のC T普及時に放射線診断医を志した先輩放射線科医の引退ラッシュも予想されています。
このページをご覧になった人の中から、放射線科医を目指し北陸の医療を一緒に支えてくれる人が一人でも多く出てきてくれることを心から望んでいます。
金沢大学医薬保健学域医学系放射線科学 教授
小林 聡
Featuresプログラムの特長
常に他診療科と直接的あるいは間接的に連携をとりながら診療にあたり、医療の質を高める努力をしています。ほとんどの診療科と定期的なカンファレンスを行い、診断や治療方針についての検討も行っています。また、相互に助言とフィードバックを行うことで知識と技術の向上も図っています。
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01.
病院診療において「放射線科」が
担う役割が確立されており、他診療科との連携が
非常に緊密です。金沢大学附属病院では画像診断を放射線科で集中的に行う欧米式の放射線診療システムを古くから導入しており、日常診療における放射線科医の役割が確立されています。そのため、あらゆる領域の放射線診療を放射線科が担い、チーム医療の一員として医療の質の向上に大きな役割を果たしています。
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02.
多数の認定研修施設で
連携施設群が構成されており、多くの優秀な指導医が指導に
あたっています。日本医学放射線学会認定総合修練機関 7施設、修練機関 12施設により連携施設群が構成されており、最新の診断・治療装置が配備された施設で研修を実施する体制が整備されています。
また、研修施設には全部で約100名の優秀な指導医が派遣されており、各分野の専門家がそろっています。 -
03.
ローテート研修により、
画像診断・IVR・放射線治療のすべての分野であらゆる領域の
研修が可能です。大学病院を含む複数の研修施設でローテート研修を行います。一般の急性期病院や特定機能病院で様々な指導医から指導を受けることにより、すべての分野でcommon diseaseからrare diseaseあるいは標準治療から最新治療までを幅広く経験することができます。
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04.
北陸3県の地域中核病院を
網羅しています。北陸3県のほとんどの地域中核病院を網羅する研修施設群です。北陸地方の急性期医療を担う病院で勤務することにより、この地域の医療に大きな貢献をすることができます。
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05.
シームレスに
サブスペシャルティ領域専門研修へ移行することができます。すべての連携施設がサブスペシャルティ領域研修の認定修練施設です。そのため、放射線科専門医取得後は基本領域専門研修から継続的にサブスペシャルティ領域専門研修を行うことができます。
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06.
学位取得と専門医資格取得を
両立することができます。当施設では「臨床」に軸足を置きながら、日常診療の問題点、困難点などを解決、改善することに主眼をおいた研究を行っています。こうした研究で多くの実績をあげ、国内外から高い評価を得ています。専攻医のリサーチマインドの滋養にも注力し、学会・論文発表なども指導医が強力にサポートします。専門研修を継続しながら臨床系大学院に進学するコースも準備しており、研究志向の高い専攻医は学位取得と専門医資格を両立することもできます。
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07.
女性医師のキャリア支援も
積極的に行っています。出産や育児などにより、勤務形態や休職・復職に関するニーズも多様化していますが、女性医師が生活とキャリア開発を両立できるように積極的にサポートしています。近年は女性医師の比率が増加していますが、皆さん離職することなくキャリアを継続し、現在は20数名の女性指導医が専攻医の指導にもあたっています。
Specialist
programプログラム内容
平成26年7月の日本専門医機構発足以来、新たな仕組みによる専門医制度の準備が進められ、放射線科領域では平成30年度より新しい「基本領域」の専門研修がスタートしました。この研修を開始する専攻医は、日本専門医機構で認可を得た研修プログラムでの研修が必須となります。
基幹施設である当院では、本年度も放射線科専攻医を募集致します。
研修理念
医師が、医師としての人格を涵養し、
将来専門とする分野にかかわらず、
医学及び医療の 果たすべき
社会的役割を認識しつつ、
一般的な診療において
頻繁にかかわる負傷または
疾病に適切に対応できるよう、
基本的な診療能力を身に付ける
研修段階に応じた多様な研修プログラム
金沢大学附属病院臨床研修プログラムでは、「専門領域重点プログラム」を設けており、基本的な診療能力を身に付けるとともに、卒後臨床研修の段階から放射線科医としての基礎的能力を身に付けることができます。
基本領域研修である「放射線科専門研修プログラム」では、放射線科の総合的な研修を行い、日本専門医機構認定「放射線科専門医」を取得することができます。
サブスペシャルティ領域研修に相当する「放射線診断専門研修」ならびに「放射線治療専門研修」では、それぞれに特化した専門研修を行い、「放射線診断専門医」あるいは「放射線治療専門医」を取得することができます。
大学院教育
希望者は大学院に進学し、学位の取得を行うことができます。
医学博士課程 | 大学院の入学時期は本人の希望を尊重します。 基幹施設の金沢大学附属病院ならびに専門研修連携施設で、臨床研修と臨床系研究および講義を両立しながら博士号取得を目指します。連携施設では定時まで臨床研修を行い、それ以降に研究、講義出席、論文執筆などを行います。金沢大学附属病院での研修中は、一定の研究時間も割り当てられます。 希望があれば、臨床現場を離れて基礎系研究に専念することも可能です。 |
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修士課程 | 受け入れておりません。 |
取得できる資格
Step01
放射線科専門医
<基本領域研修>
2年間の卒後臨床研修ののち、3年間の放射線科専門研修を修了すると受験資格を取得できます。
Step02
放射線診断
専門医
OR
放射線治療
専門医
<サブスペシャルティ領域研修>
「放射線科専門医」を取得したのち、2年間の放射線診断専門研修あるいは放射線治療専門研修を修了すると受験資格を取得できます。
金沢大学放射線科および関連病院において、基本領域研修からサブスペシャルティ領域研修までシームレスに研修を行うことができます。
Training
life専攻医・研修医の一日
Recruitment募集要項
基本領域:放射線科専門研修
募集内容
研修概要 |
放射線科領域における幅広い知識、錬磨された技能、高い倫理性、コミュニケーション能力およびプロフェッショナリズムを備えるための教育を行い、放射線科全般におよぶ知識と経験を一定レベル以上に有する「放射線科専門医」を育成します。 |
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研修期間 |
3年間 |
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研修施設 |
金沢大学附属病院(基幹施設)および北陸3県の18連携施設(全て学会認定総合修練機関もしくは修練機関) |
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待遇 |
金沢大学附属病院では医員(非常勤医師)として採用します。関連病院での定期的な外勤による収入もあります。放射線科オンコールは月2回程度で、オンコール手当が支給されます。 |
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専攻医募集人数 (2022年度プログラム) |
放射線科専攻医募集定員:6名 |
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専攻医受入方針 |
放射線科専門医資格を取得し、放射線に関する専門医師として社会に対して適切に対応し国民の福祉に寄与することを目指す意欲的な医師を求めます。 |
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募集期間 |
【登録・応募期間】
本年(2025年度)の募集期間は以下となります。
日本専門医機構のホームページで確認できます。 |
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お問い合わせ/ 提出先 |
金沢大学附属病院放射線科 (放射線診断科:小坂一斗、放射線治療科 高松繁行)
〒920-8641 金沢市宝町13番1号 |
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選考方法 |
面接 |
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欠員の補充 |
一次登録(募集)、二次登録(募集)で定員に達しなかった場合のみ、追加募集を行うことがあります。 |
応募方法
応募方法は、以下の通りです。
1日本専門医機構による
システムへの登録
日本医学放射線学会のホームページを窓口とした日本専門医機構のシステムに登録してください。
2025年度 放射線科専門研修(日本専門医機構認定) 登録はこちら
2本プログラムへの連絡と応募
システムへの登録のみでは応募したことになりませんので、担当者(放射線診断科:小坂一斗、放射線科治療科:高松繁行)まで電話あるいはe-mailにて連絡の上、以下の2種類の応募書類を金沢大学附属病院放射線科に提出してください。
サブスペシャルティ領域研修:放射線診断専門研修・放射線治療専門研修
当科での研修を希望される方やご関心をお持ちの方は、随時、担当者(放射線診断科:小坂一斗、放射線科治療科:高松繁行)までご連絡ください。